やっと見つけたポルコバッチョと古代チョコレートアランチャ
その後、行く機会もないまま、古代チョコレートのことも忘れていたけど、今日、東灘図書館へ行って、図書館を出たら左に曲がることが多いけど、今日は右へ曲がって、それから山手幹線へ降りようと思ったとき、雑居ビルの入り口に出ている看板に目がとまった。
「ポルコバッチョはこのビルの入り口を入って右奥にあります」
半信半疑で中へ入り、同様の文言の看板に導かれ(「注文の多い料理店」みたい)、ポルコバッチョに着いてしまった。
「ポルコバッチョ」ウェブサイトより。
「古代チョコレートって?
…材料はカカオ、砂糖、スパイスだけ、と極めてシンプル。チョコレートを口溶けよく滑らかにする役割のレシチン(乳化剤)やカカオバターは無添加です。カカオの香りを逃がさないため加熱もしません。アステカ時代にはレシピになかった砂糖が加えられているという点を除けばほぼ昔の製法のまま。『古代チョコレート』と言われる所以なのです。
…袋を開けた瞬間からふわ〜んとカカオのとっても濃厚な香りが!板チョコ状の表面は少し粉っぽく、口に含むと舌の上では砂糖がざらつき、カカオが滑らかに溶け出したりはしません。」
たしかに、ジャリジャリ、シャリシャリ。ようかんの砂糖に戻ってしまったところのような味わいというか。
チョコレートというと、いかに滑らかに、いかに濃厚に、いかにまったりと…が「おいしさ」とされているのに、反しているなぁ。
でも、素朴な感じでおいしいわ。
ご主人によると、以前、このチョコレートを輸入していた会社が輸入をやめてしまったので、今は、ポルコバッチョが直接、輸入しているとのこと。
融点が高いせいだろう、秋から春先までしか取り扱わないそうだ。
(それから、お店が見つけにくいのは、わたしに限った話ではないらしい。よく言われるとのことだ。)