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「自認はしても、自責はしない」(ジェーン・スー)

お昼、ラジコで「ジェーン・スー 生活は踊る」を聞いていたら、「相談は踊る」が、「眠る前の、キャンディポップなどのパズルゲームに時間を費やすことがやめられない、どうしたらスッキリやめられるでしょうか」という、女性からの相談だった。
相談が進んでいくと、要は、相談者の女性の生活には、そのゲームの時間以外、無駄な時間がない、ということだった(なんて偉い人なのだろう。相談の頭のほうを聞いていなかったけど、子育て中の兼業主婦だろうか)。
すると、スーさん曰く、
「眠る前にゲームをするひとときは、いわば『脳のデフラグ』の時間。
そういう時間がなければ人間はやっていけないものだから、いいじゃないですか」。
だから、
「自認はしても、自責はしない」
という回答となった。

そうかー、「自認はしても、自責はしない」、なるほど。
それは、大人には、とっても必要な心的態度だ、と、ものすごく納得した。
コドモや若者は、いろいろ改善や成長の余地があるから、自認せずに、さらに高みをめざしてもいい(めざすべき)だろうけど、もうそんな余地のない大人は、自認するべきなのだ。それができずに、自責すると、いろいろつらくなるんだな、と(自分に限らず、他人のことも、認めて責めず、という心的態度が役に立ちそう)。
今までジェーン・スーのことを、ただおもしろいラジオパーソナリティー、コラムニストと思っていたけど、この「ズバッ」とえぐるところが、真骨頂なんだと、最近わかってきた(売れっ子になるわけだ…昔は、マツコや中村うさぎが、そうだったけどね…)。

相談者も
「そうなんですねー。
スッキリやめられないけど、スッキリしました」
と心から感心していた。

話は変わるが、今日、午前中、とくに暑いと感じていないのに、汗が背中や首筋からだらだらと流れ落ちるのを感じて、
「あ、今、夏用に汗腺がひらいた」
と感じた(毎年、こういう1日が、ある)。
5月下旬からだんだん蒸し暑さが増してきて、この、汗腺がひらくまでの数週間というのが、だるい。
30代後半からこの時期をつらく感じるようになって、近年は、よりしんどいが、梅酒を漬けたりラッキョウを漬けたりすることが、この時期の支えになっていると自分で思う。うまくできてるよね。
by boyo1967 | 2016-06-22 23:18 | Comments(0)