ホテルの部屋が、冷房を切っていたのに寒く、朝、起きたら身体が冷えている感じ。
なので朝ごはんは温かいものが食べたくなり、上田駅内のそば屋さん「そば処 ちくま」に行くことにした。
休日の朝だから空いていると思いきや、ほぼ満席。厨房は女性が一人でキビキビと切り盛りしている。
上に目をやると、けっこうな数の芸能人の色紙が並んでいる。ここ、当たりだったかも…。
という予想どおり、おいしいお蕎麦だった(「特上」おすすめです)。
「鹿肉入りおやき」もおいしかった。
さて、お腹もいっぱいになったし、昨日いただきそこねた御朱印をいただきに行かないとね…。
上田高校は、上田城三の丸内にあった上田藩主の居館跡で、いまも上田藩主屋敷門と堀跡が残る。
来るたびにいつも、ここで高校生活を送れる上田高校生は幸せだなぁと思ってしまう。
今日は間違いなく、真田神社で御朱印をお願いすることができた。
できあがりを待つあいだ、城内をウロウロしてみる。
本丸西虎口(こぐち)櫓門の礎石。「虎口」とは出入口のこと。櫓門の冠木(かぶき)などを載せるための「切り欠き」が今も残る。昨日もそうだったけど、敷地を理解して効率的に歩くことがちっともできないのだが、防御を考えてつくられた城というものは、そういうものなのだろうとあきらめ、足にまかせて適当に歩く。
いただいた御朱印は、期間限定の昌幸公(「真田丸」で草刈正雄が演じていた「大殿」ね)の兜のハンコ入り。うれし〜。
さて、ランチのため、しなの鉄道に乗って上田をあとにして田中駅へ。
田中駅からタクシーで、ワイナリー「Rue de Vin(リュードヴァン)」へ。
ランチを予約していたが、少し早めに着いたので、ブドウ畑を歩いてみる。
かくも美しき眺望。
まさに信州に来た、という感じ。
奥の三角屋根の建物が、リュードヴァンのカフェレストラン兼ショップ。
それからお向かいにある「はすみふぁーむ」に行き(新酒がおいしくてお買い上げ)、「アトリエ・ド・フロマージュ」へ移動してカフェで一休み、それからまた上田駅に戻って、新幹線で富山へ。
楽しかったなぁ。
初めての富山は、暗くてよくわからないけど、駅ビルに路面電車が吸いこまれていくのに驚いた。
晩ごはんは、「日本酒スローフード とやま方舟 富山駅店」へ。
日本酒も食べ物もおいしかった(豆腐は、五箇山名産「堅豆腐」)。