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2/1(木)家族亭 神戸駅地下街店でランチ
カキフライセット。スマホを家に忘れたので写真はなし。
今まで愛用してきた朝日新聞折り込みのクーポンが、100円引きから50円引きに変更されて、びっくり(世知辛いねえ…)。50円引きで1370円。

2/3(土)ラ・ムーラ神戸会下山でランチ、湊川隧道見学、酒の美味小家てらむら
レストラン「ラ・ムーラ神戸会下山」(神戸市兵庫区)に、友達に誘われてランチ。
レストラン運営が、兵庫県の日本酒をはじめとして豊富な品ぞろえの神戸の老舗酒屋「酒の美味小家(うまごや) てらむら」(神戸市兵庫区)のためか、料理ももちろんおいしいが、アルコール類の品ぞろえがすばらしい。
新政飲み比べセットをいただいた。
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このレストラン、「古民家レストラン」と紹介されることも多いが、古民家という語から連想される素朴さより、明らかに意図を持って設計された「知」を感じさせるもの。かといって、洋館ではない。
「ラ・ムーラ…」のサイトには
「築八十年あまりの国登録有形文化財モダン古民家に神戸ゆかりの文化人たちがサロンとして集った」
とある。
兵庫県教委サイトの国の登録有形文化財の資料からすると「長田家住宅(旧石阪家住宅)主屋」だろう。
神戸の文化人たちのサロン、石阪家、というと、神戸の洋画家として著名だった石阪春生さん(1929〜2019)と関係あるのかしらん、と調べてみると、ラジオ関西の2023年9月26日付の記事が参考になった。
「古民家は、1939(昭和14)年に建てられた築84年の建物。国の登録有形文化財に指定されています。もとは、兵庫の津で小麦澱粉の卸問屋として財を成した石阪慶一郎の邸宅 で、和と洋が自然に調和した“数寄屋風西洋家屋”と呼ばれる、神戸ならではの設計です。
かつては、石阪慶一郎の弟である神戸の詩人・竹中郁や洋画家の小磯良平など、神戸を代表とする文化人達のサロンにもなっていたといい、店のオープンに合わせてリノベーションを経た現在も、モダンな雰囲気と歴史を感じさせる趣が残ります」
なるほど、「数寄屋風西洋家屋」ね。

竹中郁(本名・育三郎)と石阪春生さんは叔父と甥の関係、そして石阪春生さんは「本家の長男というわけでもない」(「月刊神戸っ子2015年12月号)と言っているので、おそらく、
父・石阪芳松、母・いく
 長女・いと、次女・たね、長男・慶一郎、次男・孝二郎、三女千鶴子、三男・育三郎(竹中郁)
の、孝二郎さんの息子が石阪春生さんかもしれない(なので、旧石阪家住宅と、石阪春生さんには、直接の関係はなさそう)。

その石阪家というのは、裕福な問屋だったという。
兵庫高校から、竹中郁や小磯良平、東山魁夷、妹尾河童と、日本のトップクラスの文化人が多く出ているのが不思議だったが、年をとって兵庫県の歴史を多少、知るようになると、兵庫津の豪商たちはぐくんだ、兵庫のまちの文化的豊かさが、その背景にあることに気づく。
そう思うと、大正期ごろから、船場商人たちが移住してきて形成した、現在の東灘区の山手や芦屋の文化サロンより、兵庫の文化サロンのほうが歴史があって、深く根を張ったものだったのだろう。

で、(旧)湊川隧道は、見学できることを知って、行ったのだった。
友達のスマホのナビに頼りっぱなし。
湊川の流路を変えるために造られたトンネルだったのね。
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神戸という街は、山と海のあいだ、そして湊川をより西へ、生田川をより東へと流路を変えたそのあいだ、その狭い土地が、港によって発展した街だったのだと、何十年も神戸に住んできて、神戸という街のイメージが頭のなかでやっと、きちんと像を結んだ。
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2002年以降、湊川は、旧隧道に並行して造られたこちらの新湊川トンネル(断面積2倍以上)を通っている。

2/6(水)香住の紅ずわい蟹の蟹鍋と日本海の海の幸を楽しむ会(神戸酒心館さかばやし)
飲み直して、例によって飲み過ぎ。

2/8(木)家族亭 神戸駅地下街店でランチ、美容院
寒かったので、クーポンはないけど家族亭に行って、鍋焼きうどん。1390円。
アプリをダウンロードして、ダウンロード特典の5%引きを使おうとしたが、パスワードか何かがわからなくて断念。

2/11(日・祝)兵庫芸術文化センター管弦楽団 第148回定期演奏会
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲(オーボエとハープ版)
ベートーヴェン:交響曲第5番
 指揮・オーボエ:ハンスイェルク・シェレンベルガー
 ハープ:マルギット=アナ・シュース
アンコール曲 ベートーヴェン:コリオラン序曲

「フルートとハープの…」ではシェレンベルガーさんの吹き振り。
モーツァルトって、明るい、天国で流れるとしたらこんな音楽だろう、と思わせる音楽なのに、なぜか悲しみも伴っている。
ベートーヴェンの「交響曲第5番」は、いわゆる「運命」。
ベートーヴェンが第1楽章冒頭の有名なモティーフについて「運命はこのように扉をたたくのだ」と語ったという逸話から、この第5番は「運命」という副題がつけられてきたが、最近の研究によれば、あまり信憑性のない話だとのことで、今回のパンフレットには副題の記載はなかった。
スケールが大きい演奏、というのではなかったが、コンパクトによくまとまった演奏に仕上がっていたと思う。アンコール曲は、シェレンベルガーさんが(おそらく)「小澤征爾さんを追悼して」と聴衆に語りかけてからの演奏で、シェレンベルガーさんの気合が入っているのも伝わってきたし、気迫のこもったいい演奏だった。

お昼ごはんはアクタ西宮の「雑魚や」(芸文定期の、最近はこれが楽しみ)で「明石産トロアジと備長マグロと釜上げシラスと北海道産タラ白子海鮮丼、京風おばんざいと野菜サラダの定食」。
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晩は、西宮阪急でお惣菜を買って、家で食べた。

2/12(月・振替休日)チェコ語勉強会

2/15(木)ニューヤスダヤでランチ、バイト先の歓送迎会
今日は2種盛りで、青山椒潜むリンゴと酒カスの鶏キーマとスリランカビーツカレー。1300円。
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ビーツカレーのビーツが、カブのような自然の甘みで、思っていたよりずっとおいしくてびっくりした(だって、ボルシチを食べるとき、ビーツの味って気にしなくない?)。鶏キーマももちろんおいしかった。
その感想を店主に伝えると、ビーツはよく現地でカレーに使われるのだとか。ボルシチのイメージが強かったから、寒い地方の野菜だと思っていたけど、南の国でも使われるのね。
歓送迎会は別館牡丹園。

2/17(土)西国三十三所 巡礼の旅(施福寺、紀三井寺、粉河寺/阪急交通社)
施福寺は石段と坂道で西国三十三所イチの難所と聞いていて、紀三井寺は有名で、粉河寺のことはあまり意識せずに訪れたが、寺としてのたたずまいの、とてもいいところだった。
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粉河寺の文字通り大きな朱塗りの「大門」。
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これまた壮大な「中門」。
(西国三十三所巡礼をしているにもかかわらず、自分がちっともいい人間に近づいていかないのは、悲しくもある。)
晩ごはんは深江の「たこ八」。
フレンドリーなご主人のおかげで、楽しく飲んで食べた。福島県「大七」のにごり酒、おいしかった。

2/18(日)英国ロイヤル・オペラ・ハウスシネマ バレエ「くるみ割り人形」(TOHOシネマズ西宮)
金平糖の精(シュガープラム・フェアリー):アナ・ローズ・オサリヴァン
王子:マルセリーノ・サンベ
ドロッセルマイヤー:トーマス・ホワイトヘッド
クララ:ソフィー・アルナット
ハンス・ピーター(くるみ割り人形):レオ・ディクソン
薔薇の精:イザベラ・ガスパリーニ
指揮:アンドリュー・リットン

サンベくんの王子様ってイメージが湧かなかったが、どうしてどうして、すてきな王子さまぶりだった。
アナ・ローズ・オサリヴァンの金平糖の精は、一生懸命に踊っている感じが伝わってきた。今後、もっと磨き上げられていくと思う。
この日は、英国ロイヤル・オペラハウス管弦楽団がめずらしくちょいちょいやらかしていた。
とはいえ、見終わると、幸せな気持ちに。

晩ごはんはアクタ西宮の「雑魚や」さんで。
おいしい魚とお酒でお腹いっぱい。

2/22(木)家族亭 神戸駅地下街店でランチ
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鴨つけせいろとズワイガニの寿司2貫。
せいろのそばが、いい締め具合で、つけ汁もおいしかったし、寿司もよかった。
友人からもらった50円引きクーポン使用で1380円。

2/24(土)ヴァイオリン・リサイタル 石田泰尚の世界(神戸新聞松方ホール)
休日に神戸ハーバーランドへ行く、それもオットと一緒に、という機会が次、いつあるかわからないので、コンサート前に「わたしがこの3年で開拓した、神戸ハーバーランド」をオットに案内した。
昼ごはんは「ニューヤスダヤ」へ(わたしはニューチキンカレーとゴボウと菜の花のニゲラ炒めとダールタルカ(豆カレー)の2種盛り)。「ニゲラ」は、調べてみると、ピリリとした辛味と苦味のあるスパイスの由。クロタネソウ属の、ニゲラ・サティヴァという白い花の咲く植物の黒い種子が原料のようだ。
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ヴァイオリン:石田泰尚
ピアノ:中島 剛
スメタナ:わが故郷より
フランク:ヴァイオリン・ソナタ
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番
ピアソラ:オブリビオン(忘却)/来るべきもの/ル・グラン・タンゴ
アンコール曲 クライスラー:愛の悲しみ/ブラームス:ハンガリー舞曲 第6番/ヘンリー・マンシーニ:ひまわり(映画「ひまわり」より)/チック・コリア:スペイン/ピアソラ:リベルタンゴ

アンコールのほうがのびのびしていい演奏だったように感じた。
スメタナにフランクにバッハにピアソラと、プログラムが重すぎたような。
スメタナの「わが故郷より」は、「わが祖国」のことを思っていたが、まったくの別物の曲だった。
早々にチケットが完売したということだが、関係者席として取っておいたのだろうか、自分の席より数列前の、いい席が5、6席空いたままで、その端に座っていた人も「わが故郷より」が終わるとスマホ片手に出ていって、そのままいなくなり、あまり感じのいいものではなかった。
ちなみに「わが祖国」はチェコ語で「Ma Vlast」(英:My Fatherland)、「わが故郷より」はチェコ語で「Z domoviny」(英:From my homeland)。スメタナ(smetana)は生クリームの意。

コンサート後、兵庫区のすばらしい品揃えの酒店「てらむら」へ。
松方ホールから、歩いて歩けないことはない。
で、晩ごはんも外で食べようかということになって、パルシネマしんこうえんのあるミナエンタウンを見てみたけど、ピンと来ず、また神戸駅まで戻って、もう少し歩いて、居酒屋「あやや」へ。
ランチに何度か行って、夜もよさそうだと思っていたお店。
期待以上だった。
「神戸ハーバーランドを案内」と言いじょう、神戸ハーバーランドを中心に、西へ東へ行ったり来たりした、よく歩いた楽しい1日だった。
その後、花隈の「サヴォイ・オマージュ」で金柑のカクテルやモヒートなどをいただいた。
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2/25(日)味噌を仕込む
「きょうの料理」の杵島直美さんの「かんたん手前みそ」の作り方で。
大豆がなかなかやわらかくゆで上がらず、6時間ぐらい煮た。
大豆の給水が足りていなかったんだろうか。課題だ。
去年、仕込んだ味噌は、傷んで駄目にしたので、今年はうまくいってほしい。

2/29(木)草乃家でランチ
胡麻担々麺セット。安定しておいしい。1000円。
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隣の席の、60代後半ぐらいの姉妹とおぼしき2人、ひとり(姉?)が
「あんたは、(耳の聞こえが悪いという)苦労をしてへんねん」
と、もうひとり(妹?)にずけずけした物言いで言っていた。
うちのハハも、耳が悪いことを苦労だと言い、耳が悪くない人には、その苦労がわからない、と言って、「体のどこも悪くないのに、耳だけが悪い」と嘆く。
大病した人のほうが苦労していると思うけどなあ、と、心のなかで思ってしまう。

1/1(月)保久良神社に初もうで
「灘の一つ火」と呼ばれる大きな石灯籠が神社の鳥居の前、海を望むようにしてあるのだが、その石灯籠のそばに入らないように玉垣や鎖で仕切られているのに、しゃれたウェアに身を包んだ山おばさん2人組がその鎖を越えて入り込んで、灯籠の足元に座り、結構な時間くつろいで、ピースしながら自撮りしているのにびっくり。
SNSに、さぞすてきなわたしたちの元日、をアップしているのだろう。
日本もいよいよ、もう取り繕いようがないくらい底が抜けてきた、と元日から思わされたことだった。

1/2(火)アキ・カウリスマキ『枯れ葉』(元町映画館)
しょっぱい人生をどうにかこうにか生きている大人たちが、ひとと少しのぬくもり分け合う姿に、しみじみとした。
映画の中で女性ポップ・デュオ「マウステテュトット」が歌う歌詞ではないけど、ほんと50代にもなると、「墓場にさえたどり着けるかわからない」ような心持ちなのだ。
映画のあとはジュンク堂書店で本を買って、三ノ宮駅で御座候も買って、帰宅。
(人生しょっぱい年代になっても、10代、20代のころと、やってること、必要なことは変わらないなと、少し可笑しく思った。)

1/3(水)京街道歩き(石清水八幡宮駅〜中書島)
前回の続きだと、京阪・橋本駅からだが、駅周辺に何もなさそうなので、1駅スキップして、石清水八幡宮駅から歩くことにする。
せっかくだからケーブルカーに乗って石清水八幡宮にお参りしてみようかと思ったが、乗車を待つ人の列が結構長く、参拝は次の機会にして、お昼ごはんを食べることに。
駅前は石清水八幡宮の門前町、観光客相手のお店だろうからと期待せずに「朝日屋」という、サバの棒寿司が名物の飲食店に入ったら、おいしくて、とてもよかった。
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棒寿司とうどんのセット1650円。まあまあいい値段だけど、正月値段ということではなく、普段からの値段のようで、でも棒寿司を食べてみると、肉厚の質のいいサバを使っているのがわかり、納得した(うどんはあくまで、関西のやわらかいおうどん。子どものころによく食べたやつ)。
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(街道歩きではときどき、こういうことがあって、おそらくわざわざ再訪することはないだろうけど、「よかったなあ」と今でも思い出すお店がいくつか、ある。
伊丹の日本茶屋さん、島本町のカフェ、長岡京のお蕎麦屋さん。)

このあと、宇治川と木津川の合流地点の御幸橋(ごこうばし)を渡り、殺風景な道を歩く(たまに、街道らしい町並みが一瞬現れては、また殺風景に。大規模な区画整理か何か行われたのか)。
淀城跡は、立派な石垣が残っていて、驚いた。
淀本町商店街を抜けると、また殺風景な道。
とはいえ「戊辰役東軍戦死者埋骨地」碑や「史蹟 慶応四年四月 戊辰役東軍西軍激戦之址」標柱があったり、まぎれもなく、歴史の道。
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ごみのポイ捨てや、立ち小便などへであろうか、京都弁の警告。
「ちょっとあんた そらあかんで ほら! 見たはるで」
(「私たちは見てるで」でなく、「誰か(神さま?)が見たはるで」というのが、いかにも京都人らしい。)

宇治川大橋のところで歩行者は国道1号を横断できないようになっていて、国道1号沿いにちょっと北上して、また南下して、と遠回りしないといけないのだが、そのあたりで、トイレに行きたくなった。
国道1号沿いに北上しているときにマクドナルドが見えたので、休憩がてら入った(1号線横大路店という店舗だったみたい)。
トイレも済ませて、それから、宇治川を歴史街道推進協議会による地図が示す東高瀬川を渡る橋が渡れなくなっていて、また少し遠回りしたが、ようやく、大きな道路から離れて、京都らしい町並みの道へ出てきた。
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伏見だ!

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すてきな町並み(灘五郷はやはりこの点、弱いと言わざるを得ない、残念ながら。日本酒の味は抜群だけど)。
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キザクラカッパカントリーへ。
お正月の振る舞い酒をいただいたり、あれこれ買い物したり(あのカッパがかわいくて)、楽しかった。
キザクラカッパカントリーのレストランは、予約でいっぱいのようだったので、町を散策していると、なにか雰囲気のいいお店が。
「家守堂(やもりどう)」というクラフトビールのお店。
最近まで営業していた茶屋の建物を使っているそうだ。
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「かりがね茶と柚子を使用した家守堂の看板ビール」茶かぶき、おいしかった!
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中書島駅から帰宅。

京街道は、伏見から、さらに大津市追分〜大津市京町と続くが、名神高速道路沿いを歩くことが多いようで、これまでも結構、車の道の側道を歩いてきたが、殺風景だわ、投げ捨てごみが多いわで、あまり楽しくなかった。
「逢坂の関」跡など、見たいところもあるのだが、まずは、これで打ち止めとする。
守口市駅そばの「文禄堤」跡や、枚方市立枚方宿鍵屋資料館の建物のすばらしかったこと、その近辺の宿場町の名残が印象深かった。
西国街道が「信仰の道」ならば、京街道は、文禄堤、淀城、と「秀吉の道」だと感じた(「大坂と伏見に城を築いた豊臣秀吉が、文禄5年(1596)、2つの城を最短距離で結ぶため淀川沿いに文禄堤を整備。この堤の道が京街道となりました」(歴史街道推進協議会サイト)のだから、当然なんだけど)。
歩くには、京街道は自動車道沿いになっている箇所が多いのが、ちょっと大変だった。

1/4(木)草乃家でランチ
担々麺セットが食べたかったが、この日はやっていないということだった。
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牡蠣フライ定食。おいしかった。

1/6(土)チェコ語勉強会、新年会

1/8(月・祝)京都国立博物館、智積院
レストラン「七番館(ななばんかん)」でランチ。
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たまたま入った店だけど、大きなエビフライ定食、おいしかった(コーヒーが付いて2100円)。タルタルソースが柴漬け入りだったような?
京都国立博物館は「新春特集展示 辰づくし―干支を愛でる」。
博物館を出てから智積院へ、襖絵等々、すばらしかった。
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この日は時雨がちで、雨に濡れた石畳が光を映し、ことに美しかった。

1/11(木)洋食の藤でランチ
昼休み、藤の隣のパン屋さんにパンを買いに来たら、並んでいる人が4人だけだったので、並んでみたら入ることができた。
デミグラスソースのオムライスを注文。900円。
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デミグラスソースたっぷり、卵はふんわりのタイプ。
「中村」の、心地よいほの苦さのあるデミグラスソースではないけど、おいしかった。
今度入ることができたら、ハンバーグ・カニクリームコロッケ・目玉焼きのCセットを注文したい。

1/13(土)坂東玉三郎 初春お年玉公演、和心料理 Takasaki

1/14(日)兵庫芸術文化センター管弦楽団 第147回定期演奏会
指揮;佐渡裕
マーラー:交響曲 第9番
終演後、すぐさまロピーに立って、能登半島地震被災者のための募金を呼びかける佐渡さんの人間力にただただ感心。
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ランチはアクタ西宮の「雑魚や」で「紀州産備長マグロ造りと特製豚汁と京風おばんざいと野菜サラダ定食」、1380円。
マグロの造りを自ら注文して食べることはまずないが、これはふんわりした身で、とてもおいしかった。
晩は家で、レモン鍋。

1/18(木)家族亭 神戸駅地下街店でランチ
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さほど寒くなかったので、カレー蕎麦にした。
100円引きのクーポン使用で1000円。

1/20(土)iPhoneの機種変更のため梅田のヨドバシカメラへ
お昼は「うどん 兎麦 阪急三番街店」で全部入りぶっかけ。
機種変更は、「わからないことを質問され、決定しなければいけない」ので、ものすごく疲れた。
阪神電車で帰ろうとして、疲れのあまり「阪神バル横丁」にふらふらと入り、CRAFT BEER BASE BRANCHというお店で、ハーフパイントを1杯だけ飲んで帰る。
銘柄は、写真を撮っていなかったのでわからないが、爽やかでおいしかった。
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1/21(日)西国三十三所 巡礼の旅(青岸渡寺/阪急交通社)
「西国三十三所めぐりは、死出の旅への準備」という先達さんの言葉に、非常に感銘を受ける。
自分でも、そうと知らずに、死の準備を始めていたとは(さすが50代だわー)。
この旅のことは、またゆっくり書きたい。
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朝まで降った雨のために水量も豊かで、いっそう神々しい那智の滝。
水しぶきに、うっすら虹が出ている。
この日訪れた西国三十三所第一番札所、青岸渡寺と隣接する那智大社の別宮、飛瀧(ひろう)神社は、この滝そのものをご神体として祀っている。

1/25(木)草乃家でランチ
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担々麺セット。
麺、生麺から乾麺に変えたような気もする?けど(以前は麺にちぢれがあったと思うけど、今日はまっすぐだったので)、ごまの利いたスープも具もおいしく、大満足。1000円。

1/27(土)松井秀太郎 Concert Hall Live(ザ・フェニックスホール)、エル・ポニエンテ
アルバム「STEPS OF THE BLUE」から。
ピアノ:兼松 衆 ベース:小川晋平 ドラムス:小田桐和寛
コンサート後のサイン会を眺めていると、サインは左手でしていらした。
ランチは「三田製麺所」。
コンサート後、少し街歩きをして、晩ごはんは「エル・ポニエンテ」。
コロナ禍で5年近く行けていなかったか。
味は変わらずおいしかったが、ワインリストに記載のワインを頼んだところ、2本連続、品切れ。ディナーはサービス料10%を取る店として、どうしたことか。

1/31(水)樫本大進&エリック・ル・サージュ
シューマン&ブラームス ヴァイオリン・ソナタ・チクルスVol.2
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第1番
ブラームス、ディートリッヒ、シューマン:F.A.E.ソナタ
クララ・シューマン:3つのロマンス
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ 第2番

樫本大進さんのただ一音で引き込まれる、つやつやしたヴァイオリンの音色、とても温かいル・サージュのピアノと、すばらしい演奏会だった。
前半はどうもヴァイオリンの肩当てがしっくりこないようで、それでもすばらしい演奏だったが、休憩をはさんで3曲目で問題ないことが確認されたらしく、4曲目は、なんだか神がかったというか、凄みのある演奏だった。
今まで、チャイコフスキーやシベリウスなどの有名どころ以外のヴァイオリン・ソナタは、何をどう聴くべきなのか実はもてあましていたところがあったけれど、今回は、作曲者それぞれの個性が際立って伝わってきた。
ブラームスは、純粋な、美しいもの、才能あるものをひたすら愛するひとで、クララ・シューマンへの愛も、報われなくても、愛がただ喜びだった人ではなかったか。
一方、シューマンは、その内面に狂おしいほどの激情がつねにうねっていて、クララへの愛も、苦悩へと変じて、自らを苛むような人ではなかったか。
そんなことを感じた。
アンコール曲はシューマン「3つのロマンス」より「第2曲 Einfach innig(素朴に)」。

晩ごはんはJR京橋駅近くの「イタリアンSASUKE」。
魚介類の盛り合わせなど、どれもおいしかった。
コロナ禍で多くの飲食店が休業や、早く閉店していたころを思うと、コンサート後にしっかり飲んで食べられるのは、本当にうれしい。
それにしても、京橋の飲食の価格は、お手頃だ。神戸駅周辺よりずっと安い。

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朝、お雑煮をいただき、保久良神社に初もうでに行き、お昼はおせち料理を食べて、いつも通りの元日を過ごしたのは、午後4時過ぎまでだった。
テレビから流れる緊急地震速報に驚き、当地まで伝わってきた揺れの主観的長さにおののいた(震度3しかなかったらしいのに)。
大地震は、いつ起きても酷なものだが、よりによって元日とは。
(12月27日の夕方、阪急電車から見た、東の空にのぼってきた満月が大きく、薄桃色であったので、阪神・淡路大震災の夜の朱い満月をふと連想したのだった。
1月や2月の満月にはよくあることのように思われ、「地震なんちゃら」とはまったく思わないが、今回の地震で、あのときの薄桃色の満月のことを思い出した。)

12月上旬に風邪をひいて、風邪は治ったようなのに咳がなかなか取れず、調子がいまひとつ上がらないまま、年末を迎えてしまった。
咳は、咳ぜんそくの治療薬を、いま使っていて、まあまあおさまってきた。
病気は、しないに越したことはない。

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焼き上がった伊達巻きを、アルミ箔でつくった型から巻きすに移すときに手元が狂い、台所の床に落として、一瞬で生ごみと化してしまった…という事故はあったけど、なんとか今年もおせちを作り終えた(だから伊達巻きはなし。今年は曜日と日にちの関係のせい?で、クリスマスのあと、おせちの段取りを考える時間が取れなくて、なんだかやっつけだった。おせち料理だけでなく、年賀状の準備もはかどらず、今日に投函というのは、今まででいちばん遅いと思う。お花を生けたのも正月飾りを出したのも今日になってしまった。曜日と日にちの関係とか咳の影響というより、単に年を取ったせいかな?)。

皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。

12/3(日)京街道歩き(枚方公園駅〜橋本駅)

12/4(月)アンパンマン、キティちゃんの毛糸帽をかぶる
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子どもの帽子と手袋の片方は、落ちる運命にあるらしい。

12/5(火)淡路島三年とらふぐとしぼりたて新酒「師走」を楽しむ会(神戸酒心館さかばやし)
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12/7(木)大衆スパイス酒場ニューヤスダヤでランチ
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スリランカ式マトンカレーと、ベジタブル・イストウ(ケララのココナッツシチュー)とカボチャと金柑のマサラダ。
1種のつもりが、つい、どちらも食べたくて2種盛り。
おいしかった。

(この翌日の金曜日夜から、なんだか喉が乾燥するいやな感じがあり、夜中に目覚めたら喉が痛くなっていたので漢方薬を飲んだが、土曜日、みごとな風邪ひき。
土日と家にいたが症状がおさまらず、月曜日、会社を休み、火曜日も休み、その日の夕方予約していた美容室もキャンセル。
翌日から仕事に出始めたが、ずっと咳に悩まされる。)

12/14(木)家族亭 神戸駅地下街店でランチ
蓮根まんじゅう湯葉あんかけ蕎麦。クーポン使用で980円。
体調だけでなく、スマホの充電がすぐに急速に低下するという症状に見舞われ、スマホを会社に持っていかず、写真が取れなかった。

12/21(木)家族亭 神戸駅地下街店でランチ
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鍋焼きうどん。
14日に100円引きのクーポンは使ってしまっていたが、この日、ものすごく寒くて、どうしてもこの地獄の釜のように沸き返る鍋焼きうどんが食べたかった。1390円。

12/23(土)美容院
10日以上、行くのが遅れて、まあ白髪の伸びたこと。

12/25(月)咳がおさまらないので、専門医院を受診
吸入薬などを処方され、咳がようやくましになった。

12/27(水)東京バレエ団「くるみ割り人形」(兵庫県立芸術文化センター)
会社を早退けして西宮北口へ。
珈琲専科Vividのミックスサンドイッチをオットと分け合って、軽く腹ごしらえ。

マーシャ:涌田美紀
くるみ割り王子:生方隆之介
ドロッセルマイヤー:柄本弾
各国の踊りは、スペインの踊りの宮川新大さんが飛び抜けてうまかった。
ねずみたちとの戦いも、雪の国も、各国の踊りも、花のワルツも、マーシャと王子のグラン・パ・ド・ドゥからコーダも、とてもよかった(本当に、あの舞台装置とすばらしいダンサーたちを連れてきてくれて、東京バレエ団ありがとうと言いたい)。
演奏は、ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団で、木管はうまかった、弦は平凡、あとはまあ、なんだかね(去年の大フィルはよかったのに)。

晩ごはんは、西宮北口のパスタピッコラで(おいしかった)。

12/28(木)草乃家でランチ
この日は仕事納め、めずらしく同じ島の人たちとランチ。
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久しぶりに担々麺セットが食べたかったが売り切れ、でもカキフライも大好きなので無問題。