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兵庫芸術文化センター管弦楽団第108回定期演奏会:オラトリオ「天地創造」

兵庫芸術文化センター管弦楽団第108回定期演奏会
ハイドン:オラトリオ「天地創造」
指揮・芸術監督:佐渡裕
天使ガブリエル、イヴ:幸田浩子(ソプラノ)
天使ウリエル:吉田浩之(テノール)
天使ラファエル、アダム:キュウ・ウォン・ハン(バリトン)
合唱:ひょうごプロデュースオペラ合唱団、オープニング記念第9合唱団

第1部は、ピッチもリズムも何か芯をはずしているというか(個人の感想です)、とくにオーケストラだけのところは聴いていてヒヤヒヤしたが、休憩をはさんだ第2部以降は、持ち直した。
そうねぇ、前に定期会員だった2015-16シーズンのオケより少しよくないかな、という気がする。
けど、若いオケだし、今後の成長に期待したい。

歌手陣は、キュウ・ウォン・ハンは歌も立ち姿もすばらしかった。
合唱もとてもよかった。
(ハイドンは、高尚というか、俗っぽさがないというか、素人が聴くにはちとつらいものがある。
【追記】録画番組を整理していると、昨年のルツェルン音楽祭のサイモン・ラトル指揮、ベルリン・フィルの「天地創造」があったので、第1部だけ聴いてみた。
すると、歌詞を、オケ、歌手、合唱がそれぞれ見事に表現していることがよくわかり、退屈するどころの話ではなかった。
指揮者でハイドンを重視する人が多いわけが、少しわかった。)

…と思っていたら、帰り、高校の合唱部の2年先輩にばったり会った。
アルトの同学年の人と、もう2年先輩のソプラノの人が、合唱団に参加していたという(ソプラノの先輩は京都市立芸大卒。あの合唱団って、どういう人が参加しているのだろうと今までわからなかったが、そういうレベルの高い人で構成されていることがわかった)。
それで、別のアルトの同学年の人と一緒に聴きに来られていたのだとか(高校のころは大人びた雰囲気の人だったが、今は、そのころの蠱惑的な雰囲気は残しつつかわいらしい感じとなられていた)。

それにしても客席の、60代・70代率の高さよ。
まあ、自分だってもう若くはないけれど。

晩ごはんは、芦屋の中華「チィナ」で。おいしかった。

by boyo1967 | 2018-09-16 23:36 | 映画・演劇・舞台 | Comments(0)