シネ・リーブル神戸に、マシュー・ボーンの『シンデレラ』を観に行く。
演出、舞台装置、衣装、すばらしい。
踊りもいいけど、「バレエ」と思うと、少し物足りないかな。
とはいえ、本格的なバレエの振付にすると、1940年のロンドンのファッションはまとえない。
(どうやら幻想のシーンだったようだが、ロンドン空襲のなかシンデレラとパイロットが結ばれるシーンでは、グレアム・グリーン「ことの終わり」を思い出した。)
プロコフィエフの音楽のすばらしさも、あらためて認識した。
(そうそう、何より、スクリーンが「アネックス」だったのだが、そこは旧神戸朝日ホールで、入ったのは15年ぶりぐらい、懐かしかった。30代前半、神戸100年映画祭や神戸映画サークル例会で、よく行っていたなぁ。そっか、閉館してから、シネ・リーブル神戸の1スクリーンとなったのね。)
お昼は、「洋食 中村」で、カキフライ。
先日、ある洋食屋で食べたカキフライが衣がおそろしく分厚く、冷凍ものを揚げたのではと感じられる、非常に不本意なものだったので、こちらの薄く衣をまとった、ギリギリの火入れ加減のカキフライがいただけて、大満足。
映画のあとは、カフェ ケシパルーフで、チーズケーキと紅茶。
最近、三宮に出るといったら、シネ・リーブル神戸に行くときがほとんどで、コースもほとんど同じだなぁ。